はじめに:うさぎの去勢、迷うのは当たり前
動物を飼っていると直面する「去勢」の悩み。犬猫では一般的ですが、体が小さく繊細なうさぎとなると、決断には大きな勇気が必要ですよね。
我が家の愛兎・トイちゃんとの体験を通して、決断までの葛藤と術後の変化をお伝えします。
葛藤の始まり:8か月目の「豹変」と夫へのライバル心

生後8か月、トイちゃんに思春期が訪れました。特にターゲットになったのが私の夫です。
- 夫が動けば執拗に追う
- 足元でスプレー(尿飛ばし)や、うんちのバラまき
- 激しいマウンティング
うさぎ界では「大好き!」「ここは僕の物!」という愛情表現かもしれませんが、人間にとっては掃除の連続。
放し飼いのため、何もしていなくても家が汚れていく未来に、当時は恐怖すら感じていました。
決断を鈍らせた「うさぎ特有」の不安と病院選び

「麻酔から目が覚めなかったらどうしよう」——。
調べれば調べるほど、ストレスに弱いうさぎの手術リスクが怖くなりました。
- 専門病院の少なさ: 近所に動物病院はあっても、うさぎをしっかり診てくれる場所は限られています。
- 罪悪感: 元気な体に麻酔をし、メスを入れる申し訳なさで、心は揺れ動きました。
行動が引き寄せた「信頼できる先生」

納得して預けるため、何軒も電話で手術の流れや費用を確認しました。
最終的に決めたのは、以前診察を受けたことのある病院です。
- 丁寧なカウンセリング: 先生が直接、手術の説明や術後の変化、これまでの経験などを詳しく話してくれました。
- 明朗な費用: 去勢22,000円(避妊は44,000円)という提示や、日帰り手術、抜糸なしといった具体的な説明も安心材料でした。
手術当日:静まり返った家と、心臓が止まる思いの着信
トイちゃんを預けた後の家は、驚くほど静かで寂しいものでした。
外出先でスマホを確認すると、病院から2件の着信履歴。
「何かあったのかも」と震える手ですぐに掛け直すと、先生の穏やかな声が響きました。
「トイちゃん、無事に目が覚め終わりましたよ」 その瞬間、ようやく緊張の糸が切れ、安堵で力が抜けました。
帰宅後のトイちゃんは、心配をよそにご褒美の野菜も牧草もモリモリ。
その生命力の強さに救われました。

術後2か月:手に入れた「最高の日常」
オスホルモンが完全に抜けるまで約1か月。最初はマウンティングもありましたが、2か月経った今、あんなに悩んだスプレーやバラまきはピタッと止まりました。
今のトイちゃんは、以前よりも「なでなで」を求める甘えん坊に。
発情のイライラから解放されて精神的にも安定しており、人間側も掃除のストレスがなくなって本当に暮らしやすくなりました。

結び:勇気を出してよかった
今でも病院からの着信履歴を見たときの恐怖は忘れられませんが、あの時勇気を出して調べて、信頼できる先生にお願いして本当によかったです。
トイちゃんが無事に帰ってきてくれたことに感謝しつつ、これからも家族みんなでリラックスして過ごしていきたいと思います。


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